<5年生算数>通分・約分について

こんにちは。

Peach Baseです。
だんだんと寒くなってきましたね。秋休みが終わって新しい学期に突入したと思います。
色々なことが例年通りではない今年ですが、変化の中に新しい可能性や創造性を子どもたちと共に見つけていきたいです。

今回は、塾らしく学習の内容についてを投稿していこうと思います。

本日は5年生の算数から。

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よく聞くんですけど、教える側もそう思ってます。ある小学校のベテラン先生が「 5年からはクラスを習熟度別にしないと差が開きすぎていて授業が難しいわ」と言っていました。現実世界に置き換えられないような抽象度の高い単元が増えていくことが大きな要因ではないでしょうか?

 

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ほとんどの小学校では4年生で分母が同じ分数の足し算と引き算を習い、5年生になると異なる分母の足し算引き算を習います。

<4年生>   1/3+2/3=3/3=1
[word_balloon id=”unset” src=”http://peachbase.pinoko.jp/wp-content/uploads/2020/10/4年生女の子-288×300.png” size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”freehand” balloon_shadow=”true” font_color=”#222222″]数字を足せばいいだけじゃない。
簡単![/word_balloon]
<5年生>   2/7+1/12= ?[word_balloon id=”unset” src=”http://peachbase.pinoko.jp/wp-content/uploads/2020/10/5年生女の子-296×300.png” size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”freehand” balloon_shadow=”true” font_color=”#222222″]通分するのよね。
7の段は7.14.21.28.35.42.49.56.63でしょ。
12の倍数は…12+12で……..24..36…48….60….。
あれ?公倍数が見つからないよ。[/word_balloon]

 

通分なんて久しぶりすぎて忘れちゃったお母様方、一緒に考えてみてください。

上の問題。2/7と1/12は分母が違うためこのままだと計算できません。
7と12の最小公倍数 見つけて分子と分母にそれぞれ掛け算し通分します。
7と12の最小公倍数はいくつですか?
即答できる人は大人でも少ないでしょう。どこまでいっても同じ数が現れない。

そこで試していただきたいのが、これ。

[word_balloon id=”unset” src=”http://peachbase.pinoko.jp/wp-content/uploads/2020/10/facial-expression-adult-woman-color_006-150×150-1.png” size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true” font_color=”#222222″]この蛇腹折りカードで11、12、13、14、15、16の段のかけ算を7倍まで覚えましょう![/word_balloon]

うわ〜っと思ったそこのあなた

12の段ならば12,24,36,48,60,72,84まで覚えましょう!

小2で九九を覚えたことを考えれば、小5であと6段くらい大丈夫です。

なぜ11〜16の段なのかというと、だいだい分母として出てくるのがそのくらいだからです。
小学校のテストではここら辺の数字は、数的感覚を磨くことにも繋がります。約分にも活用できるからです。
12の段の7番目、84です。

こんな感じで蛇腹折りにしたものを、パッパッと折って覚えていきましょう。
お母様方、5年生はターニングポイントです。よく勉強を見てあげてください。

[word_balloon id=”unset” src=”http://peachbase.pinoko.jp/wp-content/uploads/2020/10/5年生女の子-296×300.png” size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”freehand” balloon_shadow=”true” font_color=”#222222″]2/7+1/12=24/84だんだん数が大きくなって大変だよぉ。
えーっと足し算して…………..
=31/84
ふぅ。約分しなきゃ。あれ?できるかな?[/word_balloon]

実は、12や13の段は問題の中でよく出てくるのですが、その場で筆算して計算すると計算ミスが起きやすくなります。
テスト用紙の隅の方で、小さく筆算を繰り返すことの危険性。そして大きな公倍数にしてついてくるのがこの問題。

[word_balloon id=”unset” src=”http://peachbase.pinoko.jp/wp-content/uploads/2020/10/facial-expression-adult-woman-color_002-150×150-1.png” size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true” font_color=”#222222″]約分ができなくてバツがついてませんか?[/word_balloon]

約分ができる子は、数字をみた時に「なんとなーく約分できそうだな」という予感がするんです。
予感がするようになると、算数が楽しくなってきます。

 

こんな感じで蛇腹折りにして、倍数を覚えてみてください☆
これからの算数が楽になります。

 

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